農福連携・地域ブランドづくりワークショップ第二弾
(大月ブランド御膳づくり試食会)
概要
日時 3月25日(月)午後2時~4時(開場午後1時)
会場 桂川ウエルネスパーク調理室
実施内容:「玉ねぎ」「大麦」「竹」を使用した創作料理の試食会①②③の順に全体進行
料理提供者
①根来晶子氏(草繕堂代表・座学と料理教室主宰)40分
~作り置き料理を食べながら、大麦について座学
②幡野茂氏(大月食彩の会代表・いなだ屋店主)30分
~お話をしながらその場で調
○最後に、大月ブランド御膳の名称とメニュー選考(全員が3品投票)
参加費 1000円(会場の都合で最大30人)
企画の目的
農福・地域ブランドづくりセミナー(2月10日)で、地域の課題解決の題材として、
「玉ねぎ」「大麦」「竹」が決まり、それを使った加工品も提案されました。今回は、創作料理で題材・食材の活用アイデアと試食による意見交換で商品化(メニュー化)のためのワークショップを行います。
ご招待するのは、前回参加の農福連携の当事者になる人、飲食店さん、議員さんに加え、食の安全に関心を持つお母さん、無農薬農業に関心を持つ人です。地域の課題解決に加え、アレルギーや食の課題解決にも思いをひろげたいと思います。
前回セミナーでは、「めんどくさいこと」「それは無理だろう」とみんなが思うことにこそチャンスがあるとアドバイスがありました。中途半端な効率化や大規模化より、福祉と連携したこだわりの農業に新しい価値を認める時代です。メニューの創作に加え、農業や福祉の現場で農福連携をすすめる課題が一つでもクリアできるよう、お互いの交流が深まることを期待しています。
式次第
司会 折笠
サイトの説明&本日の進め方 折笠
会長あいさつ(企画の目的と講師紹介) 溝口
団体紹介(ビックムーンプロジェクト自己紹介と今後) 藤本
農福連携を基礎に大月ガストロノミーに結びたい
お話と試食 根来晶子氏
お話と試食 幡野茂氏
大月ブランド御膳の名称の投票 全員
私の推し3品の投票 全員
結果発表 溝口
閉会あいさつ 藤本
開催結果
実施内容:「玉ねぎ」「大麦」「ジビエ」「馬」「竹」を使用した創作料理の試食会を進行
○最後に、大月ブランド御膳の名称とメニュー選考(全員が3品投票)
会の順番として、まず最初に当日開設した『ビッグムーンプロジェクト・サイト』の
内容説明をしてから、それを使って本日の進行について説明致しました。
その後、会長挨拶、副会長挨拶後、いよいよ二人の方の試食会の始まりです。
1.根来晶子氏(草繕堂代表・座学と料理教室主宰)40分
~作り置き料理を食べながら、大麦について座学
まったく、肉を使わない大麦だけの料理をプレゼンス。
・揚げ餃子
・大麦サラダ
・ジャージャーめん
・焼きおむすび
・キムチ
・大麦カカオケーキ
・大麦コーヒー
・大麦の田楽風
その美味さにびっくり! えっこれ全て大麦で作ってんの?
それも大月産無農薬大麦。
大麦は超健康食材です。
これは大月ブランドになりますね。
大月大麦大御膳、名付けて、3大御膳!
2.幡野茂氏(大月食彩の会代表・いなだ屋店主)30分
~お話をしながらその場で調
大月で畜産している豚、馬、そして山の中で捕まえた鹿などを
使ったジビエ料理。
・しいたけ玉ネギ人参のかさね煮みそ汁
・豚馬ソーセージ
・放牧豚の玉ねぎ塩麹
・鹿の赤ワイン煮
・馬ゴボウコンニャクのふくめ煮
・白菜のいりこうこ
超美味い~! ジビエってこんなに美味いの?
実はいなだ屋のマスターとは超知り合いで時々お店に伺います。
普段は焼き鳥、なんこつ焼き、お刺身などの超居酒屋料理(これも超美味い)
食べていますが、マスターこんなんもできるの?
これは大月ブランドになりますね。
オール大月産ジビエ御膳、名付けて、大月猪鹿蝶御膳!
試食の最後に投票が行われましたが、少し偏りがありました。
その理由はお年寄りが多くて、
・肉より麦に傾いた
・馬や豚は硬めなので食べられない(笑)
・ジビエは完全にお酒の肴仕様
それでも、料理をしていただいた方、試食をして方々共、
たいへん満足をしていただけました。
最後に、浅利竹の会の安達さんから、今後御膳の食器になりうる
手作り竹細工の紹介がありました。
このブログをお読みの皆様、半年後には、各種竹の器に入った
大麦とジビエの大月御膳が完成する予定です。
是非、食べに来てください。
まとめ
農福連携・地域ブランドづくりワークショップ第二弾開かれる
令和ビックムーンプロジェクトの農福連携・地域ブランドづくりワークショップ第二弾(大月ブランド御膳づくり試食会)が3月25日、27人が参加して桂川ウエルネスパーク調理室で行われました。
前回、地域の課題解決の題材として、「竹」「玉ねぎ」「大麦」が決まり、それを使った加工品も提案されました。
今回は、その題材・食材を使った創作料理で活用のアイデアを広げるとともに、試食会による意見交換で商品化(メニュー化)のためのワークショップを行いました。
参加したのは、農福連携の当事者になる人、議員(6人)さんに加え、食の安全に関心を持つお母さん、無農薬農業に関心を持つ人です。
創作御膳を提供していただいたのは草繕堂(食の学び舎)代表の根来晶子氏と、大月食彩の会代表でいなだ屋店主の幡野茂氏です。創作料理と「私の推しメニュー」1人3票の投票結果は以下のとおりでした。
1位 焼きおむすび(大麦) 11票
2位 揚げ餃子(大麦) 9票
3位 ジャージャー麵(大麦) 8票
4位 大麦サラダ 6票
4位 鹿肉の赤ワイン煮 6票
以下、創作メニューです。
・放牧豚の玉ねぎ塩麴低温調理 ・しいたけ玉ねぎ人参の重ね煮みそ汁
・豚馬ソーセージ ・馬ごぼうこんにゃくのふくめ煮 ・白菜のいりこうこ
・大麦コーヒー ・大麦カカオケーキ ・タケノコキムチ ・大麦の田楽風
また当日、大月竹の会から竹細工や竹飾うつわ、大月障害福祉の会から竹かごが出品されました。
根来晶子氏からは、「大麦が疾病を予防し、健康的な食生活を提供できる」ことが説明され、参加者は食肉を使っていないのに食べ応えがありおいしく、しかもメニューの多さに驚かされました。幡野茂氏からは、「大月市内で採れた食材にこだわり調理した」こと、放牧豚を玉ねぎ塩麹で柔らかく仕上げ、ジビエ料理を含め、お肉料理のメニュー化に道を開いていただきました。参加者は講師に、感謝と敬意を込めた拍手を送りました。
令和ビックムーンプロジェクトでは、今後地域ブランド加工品の商品化と実現に向けた計画づくりをすすめていきます。地域ブランドの核心は農福連携、無農薬農業の農作物、竹の利活用と定義して、無農薬無肥料の大麦でつくるクラフトビール(半年後の商品化めざす)、大月ガストロノミー(食文化や美食が地域資源とする考え)を推進していきます。この度、ホームページ&ブログを開設しましたので、どうぞご覧ください。
開催後の御意見
安達 修治 (ムサシ) 様より
第2回農福連携での大麦料理(無農薬・肉類使わず)メニューの幅広さとおいしさにビックリ
また、ジビエ料理は『ばかうま』(馬鹿馬)料理でした、早く地元ビールとの組み合わせが待ち遠しいです
竹の粉砕した肥料で野菜作りや飼料で家畜を育て、竹のかごや器で盛り付けた料理を振る舞う
大月御膳で乾杯できることを期待いたします
2024年4月4日 大月ブランド御膳(案) 決定!
当日の皆様の投票、栄養バランス、ヒット性予測から、大月ブランド御膳(案)を決定しました。
今後、料理人の皆様や関係者の皆様と内容を詰めていき、半年後に決定致します。
尚、ネーミングは絶賛募集中です。